SNSなどのマナーやコンプライアンスなどが話題になる中、つぶやき続ける、企業SNS担当者、通称『中の人』たちの現状はいかに。今回は「企業の『中の人』それぞれのマイルール」と題してお届けします。
SNSは比較的新しいパーソナルメディアということで、いまだセクションとして確立している会社は少なく、特に中小企業においては専門の人間を配置しようにも手が回らないことも多々あるなか、それぞれの『中の人』が取り組んでいるマイルールを紹介します。(※兵庫県にゆかりの深い企業22社まとめ)
「朝の挨拶はできるだけしよう」(製薬会社)
中の人で多くが行っているのが、朝の挨拶。会社から見える景色と合わせて投稿などよく見られる光景です。「#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う」などのハッシュタグもあり、Twitterを通して企業の『中の人』が挨拶を交わすことも。
「スポーツなど、対立や上下関係のあるものの話題を禁止」(製造業)
一方を応援すると、もう一方から「好き」や「嫌い」などの感覚が出てきて付き合い方に偏りができてしまうことが想定されるから禁止とのこと。同様に「固有名詞は出さない」(製造業)(食品製造業)「時事ネタでもトレンドにはのらない」(アパレル販売業)というマイルールも多く寄せられました。
「早朝・深夜・休日の投稿は避ける」(食品製造業)
「中の人」はあくまで業務として行っているもの。24時間365日ツイートするわけでなく、「社の仕事として割り切ってしている」との答え。多くの『中の人』が共感し、うなずくものの、どうしてもエゴサーチをしてしまったり、つぶやいてしまうようです。
(情報元:5月31日午前2時放送 『#兵庫Twitter会中のひとーく』参加22社から)