夏の全国高校野球大会に代わる独自の兵庫大会について、兵庫県高校野球連盟は4日に開いた会議で、開催することを決めました。
県の高野連によりますと、組み合わせ抽選会は7月1日に行い、7月18日から8月7日までの日程で、県内14球場で開催します。
そして、ベスト16までは地区ごとにトーナメント形式で行い、その後の組み合わせは再度、抽選するということです。
また、試合は無観客で実施し、出場する学校の控え部員や3年生部員の保護者に限り応援を認めるとしています。
独自の兵庫大会を行うことが決まったことにについて、昨年夏の兵庫大会準優勝の神戸国際大学附属高校・青木尚龍監督は「ひとつの公式戦として3年生が暑い夏に試合ができるのはありがたい」と述べました。
また、昨年秋の兵庫大会優勝の報徳学園高校・大角健二監督は「試合には3年生の選手で臨みたい。最善を尽くしてほしい」と話しました。
各地の高校野球連盟は全国大会に替わる大会開催を模索していて、これまでに16の地区での開催が決まっています。