日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)2部の西宮ストークスは、9日、2019-20シーズンまで1部の大阪エヴェッサに所属していた今野(こんの)翔太(35)と2020-21シーズンの契約を結んだと発表した。ポジションはSG/SFで、背番号は1に決まった。
大阪府出身の今野は、大阪学院大を経て2007年に地元・大阪エヴェッサに入団。その後、通算で12シーズンを過ごし、そのうちの4シーズンでキャプテンを務めた。キャプテンシーにあふれており、身長182センチ・体重84キロの恵まれた体格を生かしたディフェンスに定評がある。昨シーズンは出場35試合中27試合でスターターを務め、1試合平均平均2.7得点を挙げた。
今野はクラブを通じ、「必ずB1昇格を成し遂げるという力強い目標を持ったクラブに心を打たれ、その大きな目標に挑戦するチームの一員になれたことを光栄に思います。プロ生活13年の経験すべてをストークスのために発揮し、昇格にむけ貢献していきます」と抱負を述べた。
また、西宮の渡瀬吾郎社長は、「今野選手は、西宮ストークスが強度の高いディフェンスを目指すうえで最も重要な選手です。(中略)厳しい環境で戦う今シーズンでは、B1昇格に向けてオンコートとオフコートにおいてチームへ大きな力を与えてくれることを期待しています」と歓迎した。