日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)2部の西宮ストークスは、13日、2019-20シーズンまで信州ブレイブウォリアーズに所属していた渡邊翔太(26)と来季の契約を結んだと発表した。背番号は10。
兵庫県出身の渡邊は、180センチ70キロのPG(ポイントガード)。関西学院大学(西宮市)を卒業後、2015年にアースフレンズ東京Zでプロとしてのキャリアをスタートさせた。その後は、島根スサノオマジック、三遠ネオフェニックス、信州ブレイブウォリアーズを渡り歩き、ストークスが5チーム目。2019-20シーズンは全47試合に出場し、245得点・102のアシストを記録し、チームの1部昇格に貢献した。
渡邊はクラブ広報を通じて、「必ずB1の舞台に立つというクラブの想いに、僕も一緒に挑戦したいと決意し入団させてもらいました。僕にとって兵庫県は生まれ育った街であり、ストークスは学生の頃から試合で観戦していました。そんな環境でB1へ昇格するというチャレンジができることにとても感謝しています。ストークスに関わる全ての方の想いと共にB1への昇格に貢献できるよう、常に自分と向き合い成長していきます」と意気込みを述べている。
また、西宮の渡瀬吾郎代表取締役社長は、「渡邊選手は、PGとして走攻守ともにリーダーシップを発揮してくれる選手です。オフェンスでは、ドリブルとスピードを活かしてインサイドからアウトサイドへアシストも展開できるので機能的なバスケが可能です。ディフェンスでも、ボールマン相手にハードワークにマッチアップができるので、地元兵庫でも暴れていただきたいとおもいます。チーム全体のパフォーマンスを向上させてくれることを期待しています」と述べている。