日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)1部の大阪エヴェッサは、19日、同2部の西宮ストークスとの契約が満了となっていた土屋アリスター時生の獲得を発表した。背番号は7に決まり、土屋は「自分の持ち味であるスピードと身体能力を生かして、大阪エヴェッサのためにベストを尽くす」と気合十分だ。
前所属の西宮ストークスの地元・兵庫県西宮市育ち。端正なルックスと、198センチの長身を生かしたダイナミックなプレーで、ストークスブースターに愛された土屋。大阪教育大学3回生の時に特別指定選手として2016年に西宮に入団。翌2018-19シーズンからプロ契約となり、プロ2シーズン目の2019-20シーズンは36試合に出場も先発はなかった。
土屋は「自分の通った大学のある大阪という地でプレーできること光栄に思っています。また、大学で4年間、特別指定選手として2年間プレーした天日謙作ヘッドコーチのシステムでまたバスケットボールができることを楽しみにしています」とクラブを通じてコメントを発表した。
大阪の阿部達也ゼネラルマネージャーは「国立大で勉学とバスケットを両立させてきたIQの高い選手です。天日HC、竹野明倫ACの西宮在籍時に一緒に過ごし、ポテンシャルと成長意欲の高さは確認済み。198cmの身長がありながらも走力を持ち、クレバーなプレーでチームに新しい風を吹かせてくれると期待しています。24歳とまだ若く成長過程でもあり、大阪エヴェッサの環境でその才能を大きく開花させてくれると確信しています」と大きな期待を寄せている。