女子バレーボールのトップカテゴリー、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)。かつてヴィクトリーナ姫路でプレーし、現在はフロントスタッフの一員でもある菅原未来がパーソナリティーを務めている。6月15日放送回では、ホームである姫路でチームの練習が再開した際に突撃取材を敢行。セッターの櫻井美樹選手に話を聞いた。
「久々に体育館で練習できて、今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと感じることができ、すごくありがたみを感じています」という櫻井選手は、2019-20シーズンはケガに苦しみ、試合に出られない日々が続いていた。久々の練習復帰となったが、「やっぱりみんなと一緒にやってみるとすごく差があるなと感じているし、まだまだ練習が必要だなって思っています」と気を引き締める。
リハビリ生活の一番つらかったことについて、「体育館の端っこにいて、みんなが練習しているところをずっと見ていること。リーグ中、みんなの試合を見ていて、やっぱり自分も入ってやりたいという気持ちが大きかった」と、なかなかプレーできず悔しい思いをしていたことを挙げていた。
ケガやコロナの影響もあり、強制的にプレーから離れる時間を得て、「コートから離れてみて、練習していることが当たり前じゃないとすごく感じたし、スタッフやいろいろな方々のサポートがあって、私たちがバレーボールをできている環境だというのも、改めて認識しました。自分たちはたくさんの方に支えられているなと感じました」と気付きを得たことを前向きにとらえる櫻井選手。ファンに向けて、「いつも応援していただきありがとうございます。今年のリーグでは自分のプレーをお見せできるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と活躍を誓った。