コザック前田(ガガガSP)が、古くからの友人であるクマガイタツロウ(ワタナベフラワー)のラジオ番組に出演し、出会いの話や最新曲の秘話などを披露した。
2人が最初に出会ったのは神戸のライブハウス「スタークラブ」。1979年生まれの彼らが、二十歳ごろにライブで共演したのがきっかけだ。
当時のエピソードをクマガイが語った。「ガガガSPのライブがメチャクチャよくて、ボーカルのコザック前田としゃべってみたいなーと思って。でも、楽屋に行ってもいなくて、探したらスタークラブのドア開けたところの路上で三角座りしてたんで、『この人、しゃべったらアカン人やと』思いました」(笑)。
一方、前田からみたクマガイは「ブルドーザーみたいに前に出てくる感じ」とのことで、お互い、今でも変わらないことを笑いあった。
クマガイが「同世代のバンドマンも減ってきて、前ちゃんが続けてくれているというのは、みんなの目標や糧になっていると思いますよ。前ちゃんも(後輩から)『憧れてます』とか言われれるやろ」と問うと、前田は「憧れているのか、馬鹿にされているのか……、『そう言っといたら喜ぶやろ』みたいな感じで言っているんじゃないかと」(笑)。
この素直になれない気持ちはクマガイもわかるらしく「褒められたらひねって取ってしまうんですよ。照れてしまいますよね、いまだにね」(クマガイ)「そうやんね、文言通り受け取らないところはありますね」(前田)と、お互い同意していた。
ガガガSPは、先日、キャリア初のクラウドファンディングに挑戦した。<ガガガSPと共に叫ぶ!もうええ!!はよせえ!! MUSIC VIDEO制作プロジェクト>と銘打ち、コロナ禍でライブが軒並み中止となるなか、アルバム「ストレンジピッチャー」の収録曲「もうええ!!はよせえ!!」のMUSIC VIDEO制作支援を呼びかけた。既にプロジェクトは終了し、目標金額の2倍でもある327万円が集まった。前田は「ありがたいですね、本当に」と感謝を口にした。
今回、支援によりMVが制作される「もうええ!!はよせえ!!」は、サウンド面で様々な挑戦をしたアルバム「ストレンジピッチャー」の中で、「1曲ぐらいは、原点でもあるパンクな曲があった方がいいのでは?」との思いで作られたという。前田は、そのきっかけを語る。
「ドラムの田嶋に『“もうええ!!はよせえ!!”っていう感じの曲があった方がええんちゃうか?』って言われて、なんやようわからへんけど『“もうええ!!はよせえ!!”って曲作ってみるわ~』で、できたんです。ライブのMCでは、やたら熱いこととか、深いこと言ってる割には、作り始めたコンセプトは異常に浅いという……」(笑)
【ガガガSP ライブ情報】
<無観客生配信ライブ「濃厚非接触 -血煙り同情編-」※ワンマン>
6月26日(金)20:00開演
配信サイト イープラス「Streaming+」
会場 梅田Shangri-La(当日入場不可)
視聴チケット料金 3,000円
※生配信後はアーカイブとして7月3日(金)23:59まで視聴可能
(https://eplus.jp/sf/detail/0094440003-P0030420P021001)
ガガガSP オフィシャルサイト
https://gagagasp.jp/
ラジオ関西
— ガガガSP_公式 (@ga3sp_official) June 22, 2020
週明けクマチャンネルにて
ガガガSPより
コザック前田が
電話で生出演中 pic.twitter.com/a9ie48PxQf