オンラインのファン感謝祭でナース姿にコスプレしたのですが、神戸新聞(運動部)さんのツイッターでいじられてしまって……。それでも、記事になった時点で僕の勝ちかなと思っています(笑)。
◆10年前と、今。思いの変化は?
――ストークス在籍10年目を迎えてどうですか。
若い子が増えてきて、自分も歳をとったなと思います。自分はいろんなチームを見てきました。この仕事をしないと見えてこない発見があるのがうれしいです。
――10年前に見ていたベテラン選手と今の自分を比べてみるとどうですか?
自分が入団した当時は優しい先輩に囲まれていました。「何でもやりなさいよ」という意気込みでプレーを任せてもらえていました。今は反対に若手を育てる立場として、彼らに伸び伸びとプレーしてもらいたいですね。自由にやってもらって、その中で自分が教えられることがあれば伝えていきたいです。自分のやりたいようにやりながら、コーチの指示も取り入れながら頑張っていただければと思います。
◆ストークスが勇気づけたい
――今、若手の話がありましたが、もっと下の世代の後輩にもひとことお願いします!
この自粛期間に母校の育英高等学校のミーティングにオンラインで参加させていただきました。在校生ばかりの場所でしたが、彼らは立て続けに大会が中止になったり延期になったりしているんですよ。口では「切り替えて頑張ります」みたいに前向きな姿勢を示していますが、やっぱりつらいんじゃないのかな。僕がその立場になったらと想像すると、やっぱりモチベーションを保つのが難しいもの。しかもまだ高校生なわけですから。そのなかで、ストークスから何か勇気づけられないかなと思います。大会がなくなってもバスケット自体はやめてほしくないですから。
――それでは2020-21シーズンに向けての意気込みをお願いします。