サッカー・J1のヴィッセル神戸の試合を、車の中で見られる催し『ドライブインパブリックビューイング』が11日、イオンモール神戸南(神戸市兵庫区)の屋上特設会場で行われる。Jリーグの試合においては初めての取り組みで、新たなエンターテインメントのあり方として期待される。
ヴィッセル神戸は11日、大分トリニータとの第4節をアウェイで戦う(午後7時キックオフ)。ファン・サポーターは開場時間の午後5時以降に車で会場に赴き、先着順で駐車。会場の前方に1機置かれた240インチの大型LEDビジョンに試合の模様が中継で表示され、その音声はカーステレオのFM受信機を使って車内で流す。担当者によるとビジョンは3メートルの高さにあり、後方からでも十分に視認できるという。
参加は招待制で、イオンモールアプリでの抽選で決まる。募集は10日の午後11時59分まで受け付けられていて、あわせて車65台が当選し、入場は無料。入場の際に全員の検温を実施し、37.5℃以上の発熱や体調不良のある場合は入場できないほか、車の窓をあけての換気が適宜求められる。
Jリーグは10日から観客有りでの試合へ移行するが、大声での声援が送れないなど、様々な制限下のなかでの開催となる。同イベントを主催するヴィッセル神戸の担当者は「車の中からではあるが、同じ音源を聞きながら、一つの場所に集まって観ることになる。サポーター同士のつながりや、隣のサポーターと喜びを共有してもらえれば」と話している。
「ドライブインパブリックビューイング」
■開催日時 2020年7月11日(土)午後7時から試合終了まで
■開催試合 2020明治安田生命J1リーグ第4節 vs.大分トリニータ(午後7時キックオフ/昭和電工ドーム大分)
■スケジュール
・午後5時 観戦エリアオープン
・午後6時55分 オープニング
・午後7時~ ドライブインパブリックビューイング
・午後9時頃 終了予定
■会場 イオンモール神戸南 イオンモール棟屋上特設会場(神戸市兵庫区中之島2-1-1)
■入場可能台数 65台(駐車無料)※イオンモールアプリから事前申込要(無料)
■主催 ヴィッセル神戸
■協力 DAZN、イオンモール神戸南
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