骨付鶏に魅せられて一念発起 地元神戸で、夫婦二人三脚で歩む | ラジトピ ラジオ関西トピックス

骨付鶏に魅せられて一念発起 地元神戸で、夫婦二人三脚で歩む

LINEで送る

この記事の写真を見る(4枚)

 ラジオ関西の三上公也アナウンサーが、兵庫・神戸で活躍する企業やお店を訪ねる『こうべしんきん三上公也の企業訪問』(ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』内、午前9時38分ごろ~)。7月7日の放送回では、骨付鶏専門店『がやがや』(兵庫県神戸市須磨区戎町)を訪問し、店主の塩見悟さんと店主の妻である塩見直美さんに、骨付鶏にかける思いやその取り組みを聞いた。

骨付鶏専門店『がやがや』の塩見悟さん、直美さんご夫妻と、ラジオ関西の三上公也アナウンサー(写真:ラジオ関西)
骨付鶏専門店『がやがや』の塩見悟さん、直美さんご夫妻と、ラジオ関西の三上公也アナウンサー ※写真撮影時にマスクを外していただきました

 オープンしてから24年(開業は1997年)、ご夫婦で経営している骨付鶏専門店『がやがや』。味付けがシンプルな『骨付鶏』は、塩・コショウ・ガーリックの3種類のみで、骨付鳥『一鶴』のお店の特注オーブンで焼くとのこと。店主の塩見悟さんは元々アパレルメーカーに勤めており、その営業にて香川県へと行った際に『一鶴』というお店の骨付鶏を食べて衝撃を受けたそう。

 悟さんは「ぜひ、地元神戸でこの味をやってみたい」と骨付鶏に魅せられ、アパレルメーカーを退職し、『一鶴』へ就職したという。今では人気のお店となっているが、「まだまだ、近所の方にも初めての方がたくさんいらっしゃいますし、まだまだ知られてないなぁと、もっといっぱい召し上がっていただきたい」と、悟さんは思いを語る。

骨付鶏専門店『がやがや』の塩見悟さん、直美さんご夫妻(写真:ラジオ関西)
骨付鶏専門店『がやがや』の塩見悟さん、直美さんご夫妻 ※写真撮影時にマスクを外していただきました

 24年前の開業時、「いよいよできる」と大賛成した直美さんは、「私も世界一この鶏のファンかなというぐらい入り込んでいましたので、ぜひ(夫と)一緒にみんなに届けたいと思っていました」。開業してから今に至るまでに「この鶏を食べてもらうために何が一番合うのか」と考えが尽きないなか、飲み物や鶏が焼き上がるまでに楽しんでもらう料理など、やればやるほど奥が深く、直美さんは「ついつい追求してしまう」と、はにかむ。

「がやがや」
骨付鶏専門店『がやがや』の内観

 その『がやがや』では、そんな骨付鶏を楽しむための一品として『箕面ビール』を取り扱っている。『箕面ビール』のことを偶然知り、そのビールを飲んだことがなかった直美さんは「(鶏に合うかどうか)試してみたい」と思い、同社を訪問。おすすめのビールを飲み、会社を見学した直美さんは「(箕面ビールの)社長が自らラベル貼りをしている姿を見て、この温かいムードがおいしいビールを作っているんだな」と確信し、その場で契約を即決したそうだ。

 お店の割り振りについては「主人が焼く側で、一鶴の企業秘密の部分をすべて習得していて、それ以外のところで私の意見を取り入れてもらっている」と語る直美さん。骨付鶏の一ファンとしての奥様の助言を受けて、悟さんは「ほぼその通りであって、骨付鶏を出すにあたってのプラスアルファを付け加えてくれて、料理を出すにあたっての味以外で大事なところを鶏のおいしさとともに届けれるようにしてもらっている」とパートナーに信頼を寄せる。

 今後の『がやがや』について、悟さんは「もっともっとクオリティの高いものに進化していって、飲み物であったり、雰囲気作りであったり、接客であったり、その総合店として当店で楽しんでいただければと思っている」と抱負を述べていた。


『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年7月7日放送回 音声

LINEで送る

関連記事