このような手間をかけて食事処に届くシロイカを、香美町では、生きている姿をお客さんに見てもらってから調理することが多いそうだ。そして出された活イカを見て、普段食べているイカと違うことに気づくのではないだろうか。
その違いは色。「イカ=白」のイメージだが、活イカは「透明」。時間が経つにつれ、赤っぽくなり、やがて白く変化していく。そしてコリコリとした食感にも驚くはず。これまでの“ねっとり感”はなく、箸で持ったときもダラーンとせず、ピーンとしている。本当に新鮮でなければ提供できない活イカが食べられる「香住の活イカプラン」は、香美町内32か所の食事処で、こちらも8月31日まで。
※ラジオ関西『田辺眞人のまっこと!ラジオ』2020年7月10日放送回「わがまちひょうご」より