銀シャリも太鼓判!キャッシュレス決済なら統一QRコード「JPQR」 神戸でも22日に事業者向け説明会開催 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

銀シャリも太鼓判!キャッシュレス決済なら統一QRコード「JPQR」 神戸でも22日に事業者向け説明会開催

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 会計時の接触が減ることから新型コロナウイルス感染拡大防止の決済方法としても注目を集めている「スマートフォン決済」。同じキャッシュレスでも、カードの受け渡す必要があるクレジットカードに比べ接触機会がより少なくすむのも大きなメリットだ。

 なかでも、「PayPay」、「LINE Pay」、「楽天Pay」といったQRコードを活用したアプリ決済は専用端末も不要で、この6月末までのキャッシュレス決済ポイント還元制度も相まって、この1年で利用機会が大きく増えた感が強い。

 しかし一方で、複数社のアプリ決済を利用している店舗では、レジ周辺に各社ごとのQRコードパネルが並び、消費者にとってはわかりづらい。店舗側からしても各社ごとに申請手続きを行わなければならないという課題がある。

 こうしたことを受けて、国は今年度、各社ばらばらのQRコードを統一する規格「JPQR」の普及を進めている。

 これは、一般社団法人キャッシュレス推進協議会により策定されたQRコード決済の統一規格。複数社の決済QRコードを1つにまとめることで、従業員による管理や決済が簡単・スピーディーになることが見込まれている。

 すでに6月22日からは、全国の店舗(事業者)を対象にウェブサイトからのJPQR申し込み受付を開始。7月14日には東京都内で漫才コンビ「銀シャリ」の鰻和弘と橋本直が“広報大使”に任命された。

銀シャリ
広報大使に選ばれた銀シャリ(提供:任命式運営事務局)

 任命式では「第7世代が活躍するなか、6.5世代である我々を選んでくれてうれしい。『JPQRの人や』って言われたいですね」と広報大使に対する意気込みを語った銀シャリ。その後の決済デモンストレーションではドーナツを購入し、「ドーナツに穴はあるけどJPQRのシステムには穴はない!」(橋本)とキメて、会場をわかせた。

 各自治体でもJPQRの普及に向けた取り組みが進む。神戸市も今月22日、市内の店舗・事業者を対象にした申込説明会を開く。午後2時~午後3時半、午後7時~午後8時半の昼夜2部制で、各回とも定員50人。場所は神戸市中央区の三宮研修センター。事前申し込みが必要で、7月20日(月)締め切り。新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスクの着用を求めている。主催は神戸市商業流通課。詳しくは、JPQR申込説明会神戸事務局まで。(電話078-362-7375、FAX 078-362-7405、メールはpr@jocr.jp 平日の午前9時30分~午後5時)

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