日本一の桃の生産量を誇る山梨県が17日、大阪の市場で桃のPRを行いました。
山梨県の桃は、日照時間が長く雨の量が少ないため、甘味が強いことで知られています。今年は新型コロナウイルスの影響で、山梨県産の桃の需要は減っていて値崩れがおき、桃農家が苦境に立たされているということで、一大消費地である関西の消費者に買ってもらおうと、今回のキャンペーンが企画されました。
大阪市福島区の大阪中央卸売市場で行われたプロモーションには、山梨県の長崎幸太郎知事やJA山梨中央会の澤井實会長らが参加し、山梨産の桃が市場関係者に配られました。澤井会長によりますと、「今年は天候にめぐまれ、ここ数年で一番いい桃に仕上がっている」ということです。
また、山梨県の長崎知事は「ひとつ手に取ってほおばってもらうと、違いをわかってもらえると思う。関西の皆さんに召し上がってもらい、フルーツは山梨という真の姿を体感してほしい」と述べ、今後も関西での販売に力をいれていきたいとしています。