日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)2部の西宮ストークスは20日、昨季はフランスのトップリーグでプレーしたシェイク・ムボジ(32)との契約締結を発表した。背番号は22に決まった。
ムボジはセネガル共和国の出身で、身長208センチ、体重107キロの恵まれた体格をもつセンター。シンシナティ大(アメリカ)を卒業後、ギリシャやイタリア、ボーランドなどヨーロッパでプレーし、昨季はフランスのトップリーグ(LNB)のエラン・ベアルン・ポー=ラック=オに所属。日本でのプレーは初めて。
ムボジはクラブを通じて「西宮ストークスファミリーの一員となれること、とてもうれしく、そして興奮している。この機会を与えてくれたストークスに感謝し、みなさんに会えること、そしてバスケットボールコートで戦うことを楽しみにしています」とコメントした。また、同チームの渡瀬吾郎社長はムボジについて、「特にゴール下では献身的なプレーが武器であり、相手選手のドライブにあわせたブロックもできることからディフェンスを評価している。また、ミドルからもシュートを打てるため、ペイントエリア外での合わせも可能で、堅実なプレーでチームの勝利に貢献してくれる選手」と期待を寄せている。
西宮は、昨シーズンまで主軸を担っていたブラッドリー・ウォルドー(28)がファイティングイーグルス名古屋へ、ドゥレイロン・バーンズ(35)がアースフレンズ東京Zへ、それぞれ移籍。新シーズンでは、ムポジと、先に加入が決まったアレクサンダー・ルオフ(33)の活躍が、B1昇格への鍵を握りそうだ。