ラジオ関⻄の三上公也アナウンサーが、兵庫・神戸で活躍する企業やお店を訪ねる『こうべしんきん三上公也の企業訪問』(ラジオ関⻄『三上公也の朝は恋人』内、午前9時38分ごろ〜)。7月21日の放送回では、ピプラス株式会社(本社:兵庫県神戸市長田区苅藻通)を訪問し、代表取締役の白坂孝一さんに、グッズや取り組みを聞いた。
Tシャツをメインに帽子やジャンパー、エプロンなどのオリジナルグッズを製作しているピプラス。全国の有名な観光施設や空港などで販売しており、企画・製造と一貫生産。神戸市ではTシャツの出荷枚数はトップとのこと。
元々は『プリントアップ』という名前で創業。白坂さんは「法人化するときに『プリントアップ』がプラスになったからかなと思って」プリントアップの頭文字の“P”とプラスを合わせて、『ピプラス』になったと、社名の由来を語った。
同社で製作されたオリジナルグッズは全国に出荷されているが、同社の名前は入っていない。普段何気なく目にしてるグッズは、実はピプラス製ということも。「製造業は黒子(裏方)で良い」と語る、白坂さん。「ヒットできる商品を目指して、今までやってきた」。世界遺産の建造物などのグッズを作り、是韮山反射炉、富士山、姫路城など、数え切れないほど作っている。
「時間はかかるが、それを作ってなるべく誰でも買える金額でご提供できて、利便性のあるものができないかな」という思いを常にめぐらせながら動く、白坂さん。「考えたというより何かできないかなと自分に問いかける。それで自分ができるものは何かと思いついたらすぐに実行に移す」という同社の行動力のすばやさは圧巻だ。
コロナ禍のなかでも「(新型)コロナウイルスが蔓延しつつあるときに何かできないかと思って、今コロナ防止グッズをいろいろ作っている」(白坂さん)と、新たな取り組みも。コロナ防止のためにマスクと消毒液のセット、また夏用のマスクなどを企画生産。なかでもピプラス製のマスクには熱中症対策&コロナ対策として体感マイナス10度のマスク用品があるそうだ。
「感染がうつらないように、感染させない、そういう考えでこのコロナ対策グッズを企画したので、みなさんがお買い求めしやすい単価で提供できでれば」と、白坂さんは思いを述べていた。
ピプラス株式会社
http://www.piplus.jp/
『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年7月21日放送回 音声