「パラスポーツをもっとエンタメに!」“盲目の漫談家”濱田祐太郎と学ぶパラスポーツのいろは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「パラスポーツをもっとエンタメに!」“盲目の漫談家”濱田祐太郎と学ぶパラスポーツのいろは

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 普段は身近に感じることが少ないであろう「パラスポーツ」だが、日本では来年、再来年と「パラリンピック」以外にも大きな大会が続く。来年は「ワールドマスターズゲームズ2021関西」が、再来年には「神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会」が予定されている。

 増田さんいわく「昨年、パラ陸上100メートルで全盲の選手が10秒台の世界記録を出した。人間の可能性とは何だろうと考える」とのこと。そんなパラスポーツ選手を支える増田さんは、パラスポーツの指導者や選手の育成のほか、出前授業で子どもたちにパラスポーツを知ってもらうなどの活動を続けている。

 増田さんの話を受け、濱田さんは今後の「パラスポーツ」について、「もっとエンターテインメントに振り切っても良いのではないか。車いすマラソンにエンジンを付けたり、幅跳びの義足に強力なバネを付けたり……」とユーモアを添えてコメントしたが、この“エンタメとしてのパラスポーツ”は今後のユニバーサル社会に必要なことかもしれない。「障がいを持っている人が頑張っている姿を見て感動するという時代から、純粋なスポーツとしての感動、面白さ、興奮を楽しむ時代へ」。これからどのようにパラスポーツを伝えていくのか、増田さんの今後にも期待したい。

カップケーキ
カップケーキ

 番組後半は障がいを持っている方が作った授産品を紹介するコーナー。この日は、兵庫県と兵庫県中小企業団体中央会が、障がいを持つ方が製造する商品の品質向上・一般市場流通化を目指し、「兵庫ブランド」の商品づくりに取り組んだ『Japanese SAKE cake“cup style”』を紹介した。

 兵庫県内の「障害福祉事業所」、「剣菱酒造株式会社」、「お菓子メーカー」、「企画・ブランディング会社」の4つの団体がコラボして生まれた商品で、ほのかに漂う日本酒の香りがアクセントになった大人のカップケーキ。

 濱田さんはあまりのおいしさに、ちゃんと感想を言う前に一瞬で完食。それに皆が驚きすぎて、濱田さんが完食後に用意していたボケが不発に終わるという一幕も。

 今後はどんな試食ができるのか、濱田さんは密かに楽しみにしているようだ。

【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】次回は8月24日(月)『PUSH!』の中で、午後3時台にオンエアされる予定。

※ラジオ関西『PUSH!』2020年7月20日放送回より


『濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信』2020年7月20日放送回

 

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PUSH! | ラジオ関西 | 2020/07/20/月 15:00-16:00

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