南北に長く伸びていて、地形風土も様々である。そのために様々な農水産物が作られている、三重県。8月2日(日)から8日間、大阪の地下街「ディアモール大阪」で、その三重県内5つのエリアの物産を販売するフェアが開催されている。
三重県といえば、伊勢志摩の美しいリアス式海岸、緑深い熊野古道、清らかな渓流の赤目八十八滝などの山、川、滝、海岸のような起伏に富んだ多様な地形からなっている。リアス式の入り組んだ志摩の海岸では、サザエ、あわびなどの海産物が採れ、古く万葉集の頃から、朝廷に海産物を貢納する御食国(みけつくに)と詠まれていた。現在でも、古来からの海女漁が行われている。海の魚介や海藻のほか、山では牛肉、野菜、果物、お茶の産物もある。
大阪駅近くの地下街・ディアモール大阪内にあるディーズスクエアで行われている、「三重県観光・物産フェア」。三重県の産地直送の新鮮な農水産物や自慢の特産品を販売している。期間中は日替わりで、三重南部の東紀州、中部の松阪、津、名張、東南部の鳥羽の各エリアの産物が登場する。
8月3日までは、東紀州から、「新姫(にいひめ)」を使った商品や200%トマトジュース(限定本数)を販売。新姫は、シークワーサーのように酸味が強く、さわやかな味が特徴の、熊野で自然交配された新種の柑橘。200%トマトジュースは、低温でじっくり7時間ほど半分の量に煮詰めて作られているもので、『200%ほど』の甘みとうまみが魅力の、プレミアム生トマトジュースだ。2016年の伊勢志摩サミットでは各国首脳にも提供されたという。
ほかにも、日替わりで、松阪牛しぐれ煮、伊勢ひじき、平治煎餅、ブルーベリージャム、伊賀忍者の携帯食でもあったかたやき、なども登場。三重からのバラエティ豊かな特産品に出会えそうだ。
「三重県観光・物産フェア」は8月9日(日)まで。時間は、午前11時から午後7時の間。ディアモール大阪内の円形広場「ディーズスクエア」で開催。問い合わせは、三重県関西事務所、電話06-6347-1932まで。
※ラジオ関西『ハッスル!』2020年7月30日放送回「こちら三重県関西事務所です」より
・三重県観光・物産フェア(三重県関西事務所)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0033100046.htm
・200%トマトジュース(株式会社デアルケ)
https://dealke.com/tomatojuice.html
・ディーズスクエア
https://www.oud.co.jp/ds/