大阪国際空港(伊丹空港)は、老朽化などのためおよそ4年半にわたって行ってきた改修工事を終え、8月5日にグランドオープンした。
空港が開業した1969年以来、およそ50年ぶりのリニューアル。特に目玉となるのは、保安検査場をより短時間で負担なく通過できる「スマートレーン」の導入と、検査場から搭乗口まで自由に動き回りながら飲食やお土産物探しを楽しめる「ウオークスルー型商業エリア」の2つ。
新しくオープンした31店舗のうち、東京・銀座で人気のラーメン店など関西初出店が7店舗あるほか、豊岡市の「豊岡鞄」など関西でなじみがある店舗が空港に初めて出店した。
関西エアポートの山谷佳之社長はオープン式典で「関西らしさを残しながら上質な空間を提供する、より魅力的なターミナルに生まれ変わった。コロナで暗く、沈んだ状況だが、利用する人にワクワク、ウキウキしてもらえるようなプレミアムな空港を提供したい」と話した。
【南2F】
大阪国際空港(伊丹空港)
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