16日、阪神甲子園球場(西宮市)で行われている「2020年甲子園高校野球交流試合」の5日目第一試合で明石市立明石商業高校(兵庫)が桐生第一高校(群馬)を3-2で下した。
明石商は0-0の6回裏に5番井上隼斗の2点タイムリーで先制。8回裏にも代打・山口瑛史の適時打で1点を加えた。先発の中森俊介は先制した直後の7回表と最終回に1点ずつを返されるも115球を投げ完投。9回5安打2失点で高校生活最後の公式戦を締めくくった。主将の来田涼斗は4打数1安打だった。
明石商は兵庫県独自の県大会最終戦で神戸第一高校にタイブレークの末、サヨナラ負け。その悔しさを晴らす聖地での1勝となった。なお、交流試合は今春の選抜高校野球大会に出場予定だった32校が招待され、各校が1試合ずつを行うもの。