兵庫県で8人感染 約1か月ぶり一ケタ 減少傾向続く | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県で8人感染 約1か月ぶり一ケタ 減少傾向続く

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 兵庫県では24日、新たに8人が新型コロナウイルスに感染した。内訳は神戸市5人・西宮市1人・明石市1人・県の加東健康福祉事務所管内1人で、感染者数が一ケタになるのは、7月20日(7人)以来、約1か月ぶり。県内の累計陽性者数は2137人になった。

 兵庫県では8月1日に、直近1週間の1日あたりの新規感染者数が40人を超え、県独自の警戒基準で最も高い「感染拡大期2(40人以上)」となったが、14日に同40人を下回って以降は減少傾向にある。

 24日時点では同30.4人となり、早ければ25日にも「感染拡大期1(30人以上)」から「感染増加期(20人以上)」に段階が変わる見通しだが、兵庫県の井戸敏三知事は同日の定例記者会見で、「(新規陽性者の1週間移動平均が)30人を下回ったからといって県民へのお願いを変えることはなく、従来の対策を続けるしかない。各地にクラスター化しそうな場所が点在していることが心配で、二次感染させない対策を続けていく」と強調した。

会見する井戸敏三兵庫県知事(24日午後=兵庫県庁)
会見する井戸敏三兵庫県知事(24日午後=兵庫県庁)

 井戸知事は以前から、土日祝日は検査数自体が少なく、週明けの新規感染者の数が減る傾向にあるとしているが、「大阪府でかなりの数の感染者数が生じているのと比較すると、相当減少してきている。県民の皆さんがリスクの高いところの出入りに相当注意していただいているのだろう」と県民に感謝した。

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