PCR検査、より気軽でスピーディーに 兵庫県コロナ追跡アプリ

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 兵庫県は、各種施設やイベントなどで「クラスター感染」が発生した恐れがある際に、利用していた人に日にちや店舗名といった情報を迅速に提供する追跡システムを7月から運用している。店舗や施設、イベント会場でQRコードを利用者が読み取る仕組みで、同じ日、同じ場所を利用していた人が陽性となった場合にメールかLINEで通知される。

追跡システムアプリ登録者は、無症状でも希望すれば無料でPCR検査を受けられる
追跡システムアプリ登録者は、無症状でも希望すれば無料でPCR検査を受けられる

 県は8月24日からスマートフォン向けアプリ「新型コロナ追跡システム」の運用を変更し、システムから注意喚起情報が送られてきた利用者に関しては症状の有無にかかわらず、全額公費負担でPCR検査を受けられるようにした。これまでは通知を受けた人が帰国者・接触者センターに相談し、必要と認めた場合のみ検査していた。

 また、現在兵庫県で新型コロナウイルスに感染した疑いがある人は「帰国者・接触者センター(保健所)」から紹介された「帰国者・接触者外来」を受診、検査を受ける流れ。県はよりスピーディな検査体制を構築するため、東播磨と淡路の2地域で「地域外来・検査センター(PCRセンター)」(場所は非公表)を開設、「帰国者・接触者センター」を介さずに、かかりつけ医からの紹介でPCR検査を受けられるようにする。8月末から9月上旬の開設を予定しており、ドライブスルー方式で1日10~20人の唾液検査を想定する。

会見する井戸敏三兵庫県知事(24日午後=兵庫県庁)
会見する井戸敏三兵庫県知事(8月24日午後・兵庫県庁)

 兵庫県の井戸敏三知事は24日の定例会見で、「医療や検査の不安があってはいけない。検査数を増やすことが目的で、気軽にPCR検査を受けられるようにたくさんのチャンネルを用意した方が県民に安心してもらえるだろう」とその意義を強調。「(PCRセンターは)次は感染者の多い阪神間で開設したい」と見通しを示した。

 また、医療体制がひっ迫している沖縄県へ兵庫県から9人の看護師が派遣される。派遣期間は27日から2週間程度で、全国14道県から兵庫県を含め32人が派遣される見込み。

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