一昨年(2018年)に行われた『M-1グランプリ』の敗者復活で、全くの無名ながら5位と健闘し注目を浴びた、お笑い芸人コンビの「たくろう」。彼らが、冠ラジオ番組、よしもと☆のびしろアワー『たくろうのマックスラジオ』で、あるネット事件について語った。
芸人もコメンテーターとしてのコメント力を求められる時代。コメント力を磨くために毎月行っている番組コーナー「たくろうコメンテーターへの道」のなかで、2人の先輩芸人でもあるキングコング梶原ことYouTuberのカジサックのTwitterが乗っ取り被害にあい、犯人が16歳だったという衝撃のニュースをクローズアップ。
このニュースについて、ツッコミ担当のきむらバンドは「法律の整備の問題がありますよ。ネットの進化に対しての法整備のスピードが違いすぎると思う。そこをもっと考えたほうが良い」と言及。それに対しボケ担当の赤木は「16歳で乗っ取りができるというのは、これも才能。その才能をもっと他のところへ生かして欲しい。もっと社会の役に立つことができるはず」と二人ともコメンテーターのような意見を披露した。
しかし、コメンテーターらしい意見を言えたのはそこまで……。きむらバンドが「誹謗中傷する人たちに対して何かコメンテーターとしての意見はありますか?」と赤木に問うと、「ダメだよとしか言いようがない、ダメです」と、薄味のコメント。
さらに、きむらが「誹謗中傷した人の罪を重くしたりするのはどう思う?」と問いかけたのに対し、赤木は「こういう人間にならんとこうと思うだけ。俺がすることは」と、問いに対する答えすらもあっていない有り様……。
その後も薄味のコメントを連発した赤木。まだまだコメンテーターとしての道のりは長そうだが、今後の彼らの成長に注目だ。
※ラジオ関西 よしもと☆のびしろアワー『たくろうのマックスラジオ』2020年9月19日放送回より
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