神戸・摩耶山でテレワークがアツい!新たな試み「キャンピングオフィス」を取材 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸・摩耶山でテレワークがアツい!新たな試み「キャンピングオフィス」を取材

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 神戸の有名な夜景スポットの1つ、摩耶山(まやさん)。秋に入り少しひんやりしてきたが、この地が、いま、別の意味で“アツい”。10月から、山上の掬星台(きくせいだい)で数々のイベント(通称『マヤカツ』)を行ってきた市民団体「摩耶山再生の会」と、「神戸観光局」がタッグを組んだ新事業『Work702』がスタートしている。その事業の4つの柱のうち、新たな試みとなる「キャンピングオフィス」を取材した。

■仕事がものすごくはかどります

「以前からオフィスで煮詰まると、掬星台でテレワークをしていました。すごくはかどるんです。山上だから密もないし、自然の中で感覚が研ぎ澄まされて、次々とアイデアが湧いてきました」

 そう語るのは、「摩耶山再生の会」の慈(うつみ)憲一さん。自身の経験から、オフィスとしての摩耶山の可能性を感じていた。アウトドア総合メーカー「スノーピーク」が、同様のコンセプトによるキャンピングオフィスを展開していると知ると即コラボを申し入れ、関西で初の導入にこぎつけた。

4月、掬星台でのテレワーク「マヤワーク」に励む慈さん。マヤワークセット(ポータブルバッテリー、延長コード、チェア、芝マット)は、山上カフェ内の「monte702」にて貸し出し (写真提供:monte702)
今年4月、掬星台でのテレワーク「マヤワーク」に励む慈さん。マヤワークセット(ポータブルバッテリー、延長コード、チェア、芝マット)は、山上カフェ内の「monte702」にて貸し出し(写真提供:monte702)

■みんなが生き生きと発言を始めた

 キャンピングオフィスの初トライアルを行ったのは、神戸市灘区のコーヒー豆卸売会社「萩原珈琲」だ。創業から93年目にあたり、「萩原珈琲の認知度アップに向けた取り組み」の企画案を社員8名がプレゼンし、投票による上位3案を採用するという企画会議を実施した。

 キャンピングオフィスは、自分たちでの会場設営から始まる。monte702スタッフによる説明ののちに、スノーピーク製のタープを張り、テーブルや椅子を設置。皆で協力しながら設営が進む。オプションでモニターやホワイトボードの貸し出しもあり、オフィス感が出てきた。Wi-Fi環境は、2020年中をめどに「Work702」専用の光回線を設置予定。セキュリティ面も配慮されている。

キャンピングオフィス (写真:水野さちえ)
キャンピングオフィス(写真:水野さちえ)
会議風景 (写真:水野さちえ)
会議風景(写真:水野さちえ)

■work702[コワーキング]予約サイト(monte702)
https://airrsv.net/monte702/calendar?schdlId=s00003FE65

<キャンピングオフィスプラン>
月・水・木 ①11:00~13:00、②13:00~15:00
金 ①11:00~13:00、②13:00~15:00、③15:00~17:00

内容 テーブル2台+椅子8脚+タープ1張
料金 10,000円(当面オープニング特価 8,000円)
※追加オプション…テーブル 1,000円/台、椅子500円/脚、ホワイトボード 500円/台、モニター 1,500円/台

<予約・問い合わせ>
「摩耶山再生の会」
電話 078-802-3133(平日10:00〜17:00)
メール info@mayasan.jp

摩耶山ポータルサイト
https://www.mayasan.jp/

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