合成麻薬「LSD」を使用し、義母(42)の顔を殴り死亡させたとして、神戸地検は14日、傷害致死と麻薬取締法違反の非行内容で、明石市の少年(18)の身柄を神戸家裁へ送致した。神戸地検は認否を明らかにしていない。
少年は9月、自宅で同居する義母を複数回殴りけがを負わせたとして、傷害容疑で兵庫県警・明石署に逮捕され、義母は搬送先の病院で死亡した。逮捕後、少年の尿からは幻覚作用の強い合成麻薬「LSD」や大麻の成分が検出された。
神戸家裁は14日、身上などの調査のため少年を鑑別所へ収容する「観護措置」とした。27日までの14日間。