宝塚歌劇団・元星組娘役の朝峰ひかりが、10月19日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、休みが長く続いていたマグノリアホール(大阪府池田市)の近況を語った。
マグノリアホールの支配人を務める朝峰。2月9日に行われた公演を最後に約半年間何もできなかったという。8月22日の逸翁コンサート(えまおゆう×大鳥れい ~帰ってきたタカラジェンヌ~Vol.74)で公演は再開。パーソナリティーの小山乃里子から、「再開できるのはうれしいけれど、支配人としては会場設営など考えなくてはならないのでは?」と聞かれると、「以前は1人でも多くの方に見ていただきたいと思っていたが、今はそうはいかない。(ソーシャルディスタンスを考えて)ひもで間隔を測りながらどれくらいが最善なのか模索している」と苦労も吐露。そのなかでも、アクリル板の設置にあたり、自ら情報を調べ、最終的に浜松の文化振興財団に問い合わせたエピソードを、ユーモアを交えて披露した。
自粛期間中については、「もともと家に居ることがほとんどなかったので、自宅待機になって家に居るのは新鮮だった。退団後すぐに現在の仕事に就いたので、この機会に断捨離しようと片付けていたら、現役時代のまつ毛などが出てきて驚いた」と話し、退団後も忙しくしてきたなかでの思わぬ休みを楽しんだ様子をうかがわせた。
今年12月はこれまでの分を取り戻すかのようにイベントの予定が目白押しだというマグノリアホール。最後は朝峰も「安心して楽しんでいただけるようにというのを一番に考えている」と、支配人らしい責任感ある口調で締めくくった。
ビバ!タカラジェンヌ
https://jocr.jp/viva/
マグノリアホール
https://www.hankyu-bunka.or.jp/magnolia-hall/