兵庫県警、2021年・年頭視閲式中止 コロナ感染拡大懸念 大阪府警に続き | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県警、2021年・年頭視閲式中止 コロナ感染拡大懸念 大阪府警に続き

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、兵庫県警察本部は毎年1月に神戸市中央区のメリケンパークで行う「年頭視閲式」を2021(令和3)年は中止する。26日、明らかにした。

 視閲式は阪神・淡路大震災の際に結成した広域緊急援助隊や女性警察官の特別機動隊を含む約600人の警察官のほか、白バイ、レスキュー車などが行進、県警本部長が新年に際して装備などを確認して訓示をする年始の恒例行事。兵庫県知事や神戸地検検事正などの来賓や一般客も多数訪れる。1958(昭和33)年以降開催されており、記録が残る1985(昭和60)年以降では、ブッシュ米大統領来日に伴う警備や、阪神・淡路大震災から1年後の特別警備、雨天などで6回中止されている。

兵庫県警「年頭視閲式」(写真は2020年)
兵庫県警「年頭視閲式」(写真は2020年・神戸メリケンパーク)

 兵庫県警は新型コロナの影響で規模を縮小して開催することも検討したが、感染拡大の懸念があるとして最終的に中止を決めた。近畿では大阪府警も2021年、年頭視閲式(例年、大阪城公園で開催)を中止する。

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