「どれほど怖くて、痛くて、無念だったか…」遺族、深い喪失感 神戸・配送センター女性刺殺事件 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「どれほど怖くて、痛くて、無念だったか…」遺族、深い喪失感 神戸・配送センター女性刺殺事件

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 神戸市北区の宅配物配送センターで6日、男女2人が死傷した事件で、兵庫県警は28日、元パート従業員の男(46)を女性従業員(47)に対する殺人容疑で再逮捕した。これを受け、女性従業員の遺族が綴ったコメントは次の通り(全文)。

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(被害者女性)は、明るく、優しく、きれいで、太陽のような笑顔で、何事にも一生懸命な人でした。彼女は、最愛の妻であり、愛情いっぱいの母であり、自慢の娘であり、憧れの姉でした。私たち家族それぞれにとって、かけがえのない存在でした。

 2020年10月6日、突然、逆恨み・勘違いをした犯人にすべてを奪われました。どれほど怖くて、痛くて、無念だったか……。

 まだまだやりたいことがたくさんあったと思います。私たちも、彼女としたかったこと、話したかったこと、行きたかったところがたくさんあります。彼女ともう一度話をしたいです。帰ってきてほしいです。

 犯人は、いわれのない逆恨みにより、何の躊躇もなく、真由美の命を奪いました。遺族として、激しい怒りを覚えますし、絶対に許すつもりはありません。命をもって責任を果たしてほしいと思います。

 また、今回の事件の原因を作った会社に対しても、事件前日から会社が適切に対応してくれていれば、被害にあわずに済んだと思うと、不信感と憤りを感じざるを得ません。

 深い喪失感と強い怒りを抱えながら、家族一同、助け合って、何とか毎日を過ごしています。報道機関の皆さまにおかれましては、これまでどおり、静かに見守っていただければ幸いです。

令和2年10月28日
        遺族一同

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