それでも、だだただ歌うんじゃ、俺が歌っている意味はない。それだったら「前の曲を入れたら良いじゃん！」ってなるので、自分の色もないとダメ。時期によって「まるっきり真似してしまえ！」と思ったこともあったり、葛藤はありました。そういったなかで、俺もWANDSは聴いてきたし、上杉さんや和久さんの歌い方、ニュアンスは勝手に、俺のなかで馴染んできているので。だから今は「より楽しく、気持ちよく歌えば」という考え方に落ち着いてきました。
あと、これはたまに言われるんですが、俺がしゃべっている声は、「上杉さんに似ている」と。もともと似ているんだったら、好きに歌ったら良いかなって（笑）。
――最後にファン、リスナーへメッセージをお願いします。
アルバムが出て、いよいよ第5期WANDSができあがった気がするので、ここをスタート地点としていきたい。（プライベートでは来年の抱負で）俺も引越するし（笑）。新たな気持ちでWANDSの新しい歴史を作っていければと思いますので、応援をぜひよろしくお願いします！
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朝が苦手だという上原氏だが、その美声は、聴けば聴くほど引き込まれる不思議な魅力を持った声だと、インタビューから感じさせられた。WANDSの今後の活動と、大きなライブ会場で鳴り響く第5期WANDSボーカル・上原大史の声を、楽しみにしたい。
※ラジオ関西『MUSIC LIFE GARDEN』2020年11月1日放送回より
【リリース情報】
WANDSオリジナルアルバムとしては21年ぶり、第5期初のアルバム「BURN THE SECRET」2020年10月28日リリース!!
WANDS 公式サイト
https://wands-official.jp/
