ラジオ関西『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO』2019年3月19日の放送では、先輩社会人ロールモデルや就活中の学生をゲストに迎える「就活レディGO!」のコーナーに、兵庫県広報官の湯川カナさんが登場。番組パーソナリティーのネイビーズアフロ(皆川、はじり)と津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)を交えて、就活トークを展開した。
2018年4月から新しく作られた役職「兵庫県広報官」。初代広報官の湯川さんは、非常勤公務員として月曜と木曜の週2回県庁に出勤。火曜と水曜は主婦の仕事作りを支援する活動、金曜と土曜は大学生の就活や起業に関する支援、日曜と月曜はシングルマザーとして、4つの顔を持っている。
広報官になったきっかけは、『兵庫県の新しい広報を考える検討委員会』での話し合いから、「一見何をしているかがわかりにくい兵庫県の魅力を、外からの目で見られる民間出身者が県の魅力を発信していく役職が必要だ」という話の流れから。その委員会のメンバーだった湯川さんが、そのまま着任した。
最初は湯川さん自ら兵庫県を格好よく広報しようと考えたが、業務のすべてにおいて担当職員が一番詳しかったので、全職員に広報のマインドを持ってもらい「自分は誰のために仕事をし、誰を幸せにしているのか」を熱く語ってもらうための研修やガイドライン作りをすることにしたと、具体的な仕事内容について触れた。
そして話は、湯川さん自身のことに。長崎出身で大学進学を機に東京へ。大学4年の時に学生起業に参加した関係で「Yahoo! JAPAN」の立ち上げに携わり、第1号の社員として(当時社員は2人だけ)孫正義氏のデスクの側で仕事をしていたという。当時もらった株は返したものの、もし返さずに売っていたら32億円になっていたという話に一同驚愕! 立ち上げた段階では想像もつかなかった展開に「人生は面白い!」と、湯川さんは話す。
それから言葉の通じない土地でゼロから暮らそうと、24歳で単身スペインへ。フリーライターとして10年間活動し、子どもができたことをきっかけに帰国。元夫が阪神ファンだったという理由で、縁もゆかりもない兵庫への移住が決まり、現在に至るという。
湯川さんが立ち上げたばかりで、兵庫県に住んでいなくても兵庫県に興味があれば県民になり地域貢献ができるという「e県民制度」を番組で紹介。そして、最後に就活生へ向けてアドバイス。「今、20代の人の半数以上が100歳以上生きると言われているのに対して、企業の平均寿命は23年。組織にいる時間より個人の名前で活動する時間の方が長いからこそ、楽しいことや好きなことをガンガンやって、仕事でオファーが来るまで続ければいいと思う。自分はどう生きたくて、そのために今はどこに所属するかを考えてほしい」と、エールを送った。
『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』
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本日の放送は
— ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO (@GoHyogo) March 19, 2019
【兵庫県広報官の湯川さん】にお越しいただきました??
候補とはどんな仕事?
広報官から見た兵庫県のいい所は??
兵庫県を好きになってもらうための新しい制度とは!?!?#兵庫就活 pic.twitter.com/2riYd7WfIp
『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』2019年3月19日放送回(「就活レディGO!」音声)