大泉洋・小栗旬思いきり笑える！映画『新解釈・三國志』

2020/12/10

「魏」国の面々は小栗のほか、曹操の参謀・荀彧に磯村勇斗、隻眼の将軍・夏侯惇に阿部進之介。

　さらに、絶世の舞姫・貂蝉に渡辺直美、黄天の逆賊・黄巾に山田孝之、三國志最強の鬼神・呂布に城田優、酒池肉林の暴君・董卓に佐藤二朗、ストーリーテラーは西田敏行。“全才能が結集する超オールスターキャスト”が競演しています！

　主演の大泉さんは、福田監督と昔から仲が良かったそうですが、映画でしっかり取り組むのは初めて。どんな現場なのか、不安と期待でいっぱいだったといいます。本人によると、撮影初日から3人で同じ台詞を同時に言う、というシーンが全然揃わなくて（笑）、「これヤバイなー……」と思ってたら、福田監督がげらげら笑いながら、「いやー最高でしたね」って（笑）。「この映画勝ちました」みたいなこと言うから、大丈夫なのか？と逆に不安になったそうです。

「福田組は、本当に芝居の上手い人たちばかり集めて、その人たちが永遠とふざけるわけだから、そりゃ面白いわな！と思いました。ただあまりに好き勝手にふざけてますから、三國志ファンや、本国が怒るんじゃないかと心配で……」と語っています。

　ライバルを演じる小栗さんは、「福田作品に参加するにあたっては、毎回地獄です。錚々たるおもしろい面々の中に入り、“おもしろ”に理解の乏しい私が、一体何ができるというのでしょうか。いつも腹痛との闘いです。できれば出たくないです。という恐怖の日々を過ごし、終わって家に帰って絶望と向き合わなければなりません」と話し、「それが私の福田組です、…。ジャストミート」と結びました。

　カッコイイのが音楽です！　主題歌「革命」は詞・曲・歌・福山雅治。福山さんは、「カッコいい楽曲を、とのオファーに、曲調はアップテンポのロックサウンド。歌詞では『さあ風となれ。私よ今、私に革命を起こせ。私だけが、私を変えられるのだと』と、三國志の世界観に触発され、いつになく熱い言葉が生まれてきました」としています。

　この映画『新解釈・三國志』は、もともと史上最小の低予算で作るはずだったのが、いつの間にか、キャスト全員が主役級の予算オーバー大作になったんだそうです。天下無双のエンターテインメント超大作『新解釈・三國志』は、12月11日（金）公開！（ＳＪ）