井戸知事「今年の漢字は、コロナ『禍』」兵庫で65人感染 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

井戸知事「今年の漢字は、コロナ『禍』」兵庫で65人感染

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 兵庫県は14日、新たに65人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。11日以来3日ぶりの2ケタとなり、県内の感染者の総数は7404人となった。直近1週間の1日あたりの感染者数は123.0人。また、死亡した患者はおらず、死者は112人で変わっていない。

 14日午前0時現在の県内の入院病床使用率は、入院が70%をわずかに上回っており、宿泊病床は約28%。兵庫県の井戸敏三知事は14日の定例会見で、「自宅療養ゼロはこれからも堅持する。重症者の管理をしっかり行う必要があり、安定した症状になっている軽症者の入院を経ない宿泊療養も継続する」と話した。

井戸・兵庫県知事にとって今年の漢字は「コロナ禍の『禍』」今後も対策をしっかりと (14日午後 兵庫県庁)
井戸・兵庫県知事にとって今年の漢字は「コロナ禍の『禍』」今後も対策をしっかりと (14日午後 兵庫県庁)

 また、政府の観光支援事業「Go To トラベル」事業については、「直ちに適用除外する地域として兵庫全域、というのは考えられないだろうし、エリアクラスターが発生していない状況で、対応の是非は慎重に検討していかなければならない」とした。

■「今年の漢字」兵庫県政では…

 日本漢字能力検定協会が14日、清水寺で「今年の漢字」が「密」に決まったと発表したことについて、井戸知事は「工夫は感じないが、困難に悩まされた時代を表した1字ではないか。兵庫県政を一文字で表すとしたら『禍』。コロナに翻弄された、振り回されたからだ。対応はまだまだ続くので、災いへの対策をしっかりしていくという意味」と説明した。なお、「禍」(カ/わざわい)は「今年の漢字」で投票第2位に入っている。

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