女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決める『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』(日本テレビ系)で、決勝に進んでいた吉本興業所属の紅しょうが(熊元プロレス・稲田美紀)は、ピン芸人・吉住との最終決戦で惜しくも敗れ、準優勝に終わった。
『THE W』決勝のファーストステージ、混戦のAブロックで、4番目に登場した紅しょうがは「美容室」のネタで挑んだ。熊元プロレスによる「女子―! クリスマスまでもう11日やでー! 松ぼっくり銀色に塗りはじめやー!!」のツカミで客席を沸かせ、床に這いつくばってウミガメの産卵を表現するなど、体当たりな漫才を披露した。
関西の番組などでもなじみのある審査員のハイヒールリンゴから「太りましたよね?」と指摘された熊元は、「はい、私はもちろん太ってます!」と即答。相方の稲田は「太ってないです! 勝手にしゃべらないでくださーい!!」と返したが、本番直前に自身のTwitterでは「みんなごめん! 痩せられへんかった!」とコメントしつつ、『THE W』出演の告知をしていた。
また、先日放送された自身の冠ラジオ番組、よしもと☆のびしろアワー『紅しょうがのきざまんといて!』でも、リスナーから「黒い衣装ならシュッとして見える」とアドバイスされると、そのために黒い衣装を着ていることを告白していた稲田。バランスを重視して上下とも黒にはしないという、密かなこだわりも吐露。今大会にも、黒いジャケットに白いパンツという「シュッとして見える」衣装で挑んだ。
一方、熊元は番組内で、年中半袖の衣装の話題になると、「冬だし、バンダナの代わりに、浜崎あゆみみたいなファーをつけようか」と語っていたが、本番はやはりいつも通りの赤いバンダナだった。
Aブロックを勝ち抜いた紅しょうがは、Bブロックの勝者・吉住との最終決戦で、「浮気現場」の漫才ネタで勝負をかけた。ステージを大きく動き回り、堂々とした漫才で沸かせたが、惜しくも敗れ、優勝を逃した。それでも、こだわりの衣装で臨んだ大舞台で、最後まで健闘し、立派な爪痕を残したといえよう。
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THEW準優勝でした!
— 紅しょうが 稲田美紀 (@inadamiki) December 14, 2020
応援のメッセージも沢山ありがとうございました!優勝したら若手イケメン集めてパーティーする予定やったんですが、、ちょっとまた段取りします!これからも紅しょうがをお願いしますー! pic.twitter.com/qALv0t1CNs