演出家のトップスターへの愛情に感慨ひとしお「み〜たんの名作レコード実況Lock-on」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

演出家のトップスターへの愛情に感慨ひとしお「み〜たんの名作レコード実況Lock-on」

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 ほぼ同じシーンにも関わらず、セリフをガラリと変えて見せたのは、演出家のトップスターへの愛情とも感じられます。

 今回は番組放送時間の関係上、「み〜たんのおすすめシーン」はカットしましたが、あえてチョイスするならやはり。。。

 川上音二郎が舞台上で亡くなった後、幕前で貞が話す「喪主の挨拶」とも言える長台詞。

 男役の「相手役」と思われがちな娘役ですが、初演の若葉ひろみといい、再演の大鳥れいといい、舞台人としての輝きにあふれ、それが、貞が生きてきた人生と重なって涙なしに聴けない、見事なシーンとなっていました。

 それからラジオで映像をお見せできないのが本当に残念なのは、「モルガンお雪」を演じた、専科の松本悠里。モルガン邸で見せた舞のシーンは、空気が透き通るように美しく、まさに動く日本人形のようでした。

宝塚

※ラジオ関西『レコード・アーカイブス』より

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