ヴィッセル神戸、生え抜きの象徴・小川慶治朗が完全移籍で横浜FCへ 小林友希は横浜FCから復帰 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィッセル神戸、生え抜きの象徴・小川慶治朗が完全移籍で横浜FCへ 小林友希は横浜FCから復帰

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は、6日、FW小川慶治朗選手(28)の横浜FCへの完全移籍、および、横浜FCに期限付き移籍していたDF小林友希選手(20)の復帰を発表した。

 小川選手は、兵庫県三田市出身。2005年にヴィッセル神戸Jr.ユースへ加入すると、中高年代をヴィッセルの育成組織で過ごし、2010年に2種登録選手としてJ1デビュー。2018年途中には一時、湘南ベルマーレへ期限付き移籍するも、ヴィッセルでは育成年代を含めて16シーズンにわたってプレーした。2012年からは「ミスター・ヴィッセル」永島昭浩氏や、大久保嘉人選手らが担ってきたエースナンバー「13」を受け継ぐなど、クラブ生え抜きの象徴として活躍。「スプリントキング」の異名を持ち、スピードをいかした突破、献身的なハードワークと、どん欲にゴールへ向かうアグレッシブなスタイルで、クリムゾンレッドのサポーターを魅了。そのキャラクターの良さでも愛されてきた。これまでJ1通算202試合出場29得点、J2通算39試合出場16得点の実績を持つ。

 小川選手はクラブを通じてコメントを発表。「この度、横浜FCに移籍することにしました。ヴィッセル神戸に関わる皆さま、そしてこれまでヴィッセル神戸に関わってきた皆さま、16年間僕のことを愛してくれて本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。皆さまと一緒に闘えた事は僕の財産です。新天地でも頑張ってきます。本当にありがとうございました」とサポーターに感謝の思いを述べていた。

小川慶治朗選手(Photo by T.MAEDA)
小川慶治朗選手(Photo by T.MAEDA)

 一方、神戸市出身の小林選手は、2019年途中からFC町田ゼルビア、昨年は横浜FCへ期限付き移籍し、武者修行。その間に、J2リーグ戦15試合、J1リーグ戦28試合でプレーするなど、主力センターバックのひとりとして研鑽を積んだ。「1年半ぶりに神戸でプレーすることになりました。成長した姿を見せられるように頑張ります。よろしくお願いします」と意気込みを述べている。

小林友希選手(※ラジオ関西出演時の写真)
小林友希選手(※ラジオ関西出演時の写真)

 ヴィッセルでは、小川選手をはじめ、DF渡部博文選手(33、レノファ山口FCへ完全移籍)、DFダンクレー選手(28)、DF西大伍選手(33、浦和レッズへ完全移籍)、GK吉丸絢梓選手(24、ギラヴァンツ北九州へ完全移籍)、DF藤谷壮選手(23、ギラヴァンツ北九州へ完全移籍)の6選手がチームを去ることになっている。

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