宝塚歌劇団雪組の彩凪翔が、1月11日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、宝塚大劇場で上演中の『fff-フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』について、作品や役への思いなどを語った。
今公演で卒業を発表している彩凪が演じているのは、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ役。かつて『春雷』という作品で演じたゲーテ役に再び挑戦していることについて「バウ(宝塚バウホール)で初主演したときの役に、最後の公演でまた巡り会えるのは運命的」とコメント。
役作りについては、「演出の上田(久美子)先生から、『本当は(主役の)ベートーヴェンよりかなり上の年齢だが、そこまでリアルな年齢を出さなくて良い』と言われた。ただ、おおらかさや貫禄は損なわないようにしている。いろんな経験と教養がある人物で、言葉の使い方が他の人と違うので、言葉の説得力を出すのが難しい」としたうえで、「宝塚でいろんな経験を積んだ部分が自分と重なるところもあるので、以前演じた若いゲーテとは違う内面がにじみ出るよう演じたい」と豊富を語った。
また、春の自粛期間は、ひたすら筋トレにハマっていたことを告白。「動かないことが不安で、いろんなトレーニンググッズを入手した。お稽古が再開したときは筋肉のおかげで踊りやすかった」という裏話を明かした。
「最後までその日のベストを更新したい」と意気込む彩凪が出演する雪組宝塚大劇場公演は、2月8日まで上演中。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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