観光客激減…豊岡市が地域経済支援策 市民の宿泊・観光利用を促進 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

観光客激減…豊岡市が地域経済支援策 市民の宿泊・観光利用を促進

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 松葉ガニやスキーの最盛期を迎えながら、「緊急事態宣言」や「Go To トラベルキャンペーン」の停止期間延長のため、観光客が激減している兵庫県豊岡市で、市民が観光業などを応援する施策が実施されている。

 豊岡市の市民市内宿泊促進事業「STAY豊岡+(ステイ・トヨオカ・プラス)」は、豊岡市内の対象宿泊施設に市民が宿泊する場合、「宿泊料金の35パーセント割引&市内で使える15パーセント分のクーポンを付与」というもの。これは「Go to トラベル」と同様の内容だ。「Go to トラベル」の一時停止を受け、昨年12月28日から1月11日までの期間限定でスタートしていたが、停止期間の延長を受けて、2月7日まで延長された。

 ただ、豊岡市内でも新型コロナウイルス感染者が発生していることを受け、1月12日以降は利用の対象を「単身または同居の家族のみ」と限定している。一方で「15パーセント分のクーポンの付与」については、1月12日以降は市外からの宿泊者にも適用することとした。豊岡市の担当者は「土産物の購入などに使ってもらえれば」と話している。

 また、豊岡市内子ども向け神鍋高原スキー場限定体験チケット提供事業「PLAY神鍋」は、神鍋高原の「万場」「アップかんなべ」「奥神鍋」の3か所のスキー場で、リフト券や用具レンタルに使える2000円のクーポンを、市内在住の子どもたちに配布するもの。対象は3歳から中学3年生までで、豊岡市は「家族連れで神鍋高原に出かけ、スキー場の魅力を知ってもらいたい」としている。

 豊岡市では、今後、飲食業や小売業についても支援するため、プレミアム商品券を発行する予定。こちらは市民以外も利用可能で、「観光客の方にも豊岡産品を購入して、地域の産業を応援してもらえれば」としており、2月ごろの開始を目指しているという。
(FMジャングル)

豊岡市の城崎温泉
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