医療機器メーカーの山本化学工業(大阪市)は15日、同社の高機能マスクを東京五輪代表選手500人に寄贈すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響がいまだ続き、東京五輪代表選手の感染にもおよんでいることを受け、選手の練習時の感染不安を解消し、安全に大会に臨んでもらおうと寄贈を決定したもの。
提供するマスクは同社の高機能マスク「バイオエスペランサ めぐり美シールドマスクEXタイプ」。
このマスクは同社が開発した素材「e-71素材」を2重構造フィルターとして採用したマスク。遠赤外線で唾液線の血流が改善し、唾液に含まれる免疫抗体「lgA」が増加、免疫機能を高める効果が期待できるという。マスクの構造から息苦しさも改善し、選手のトレーニング中に最適のマスクとのこと。
山本富造社長は、「選手の皆さんに東京五輪までコロナに感染せず、金メダル目指してがんばってもらいたい」と述べた。