よしもと漫才劇場などで活躍するお笑い芸人コンビ「たくろう」の赤木裕ときむらバンドが、自身の冠ラジオ、よしもと☆のびしろアワー『たくろうのマックスラジオ』で、2人がそれぞれ挑む『R-1グランプリ2021』について語った。
最近では、2019年に霜降り明星・粗品、2020年にマヂカルラブリー野田クリスタルと、『M-1グランプリ』でも王者に輝いた芸人が頂点に立っている、R-1。今年からは参加資格が“出場できるのは芸歴10年以下”に、名称も『R-1ぐらんぷり』から『R-1グランプリ』になるなど、19回目となる「ひとり芸日本一決定戦」は、新たに生まれ変わった。そのため、10年目以下の若手芸人たちはこぞって「これはチャンスあるぞ!」と意気込んでいる。「たくろう」の2人も同様に、各々が気合十分で1回戦に挑んだ。
『R-1グランプリ』1回戦というのは、独特の空気が流れている。多くの芸人が口を揃えて言うのは「何をやってもウケる気がしない……」。想像以上に過酷な戦いなのだ。
きむらバンドは昨年【お元気バズーカ】というキャラで挑むも、1回戦で撃破されてしまい、悔しい思いをした。リベンジに燃える今年は自身が“発明”と語る【ノリツッコミラッパー】というネタで勝負した。
本人いわく「完璧なる出来」「120点」と評した。ただし、赤木が「めちゃめちゃウケた?」と聞くと「完璧にやり遂げて笑いがゼロだった」とのこと。
結果は……見事合格! 2回戦へと駒を進めた。
一方の赤木は、昨年はネタの評判も良く3回戦までは突破した。10年目以上のライバルが減った今年は「チャンスだ」と、【漫談】で勝負に出た。しかし、舞台に立った瞬間に「お客さんと目が合いすぎちゃった」らしく「パニックになってタイムオーバー」「終わった……」。
結果は……なんとか合格。赤木は胸をなでおろした。
放送内では、次の月には2人とも残って良い報告をしようと誓いあったが、1月18日に行われた2回戦で残念ながら2人とも敗退が決定した。
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