2019年7月、36人が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件の被告の男(42・起訴後勾留中)は事件発生直後、京都市伏見区の京アニ第1スタジオ近くで警察官に取り押さえられた。しかし自らも放火の際に重いやけどをしていたため、約10か月間、入院治療を受けた。取り調べや勾留に耐えられるまでに回復したと判断され、京都府警が殺人などの容疑で逮捕したのは2020年5月27日だった。京都地検は6月9日から約6か月間の鑑定留置で刑事責任能力が認められると判断、12月16日に殺人・現住建造物等放火など5つの罪で起訴した。
宝塚・ボーガン殺人 容疑者の男 神戸地検、殺人などの罪で起訴へ 刑事責任能力問えると判断
2021/01/22