宝塚歌劇団雪組の煌羽レオが、1月25日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、宝塚大劇場で上演中の『fff-フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』について、役作りや見どころなどを語った。
今公演で卒業する煌羽が演じているのは、外交官のメッテルニヒ。パーソナリティーの小山乃里子から「最後に良い役が来た?」と聞かれ、「奥深くまで追求しないと正解が見つからない役を、今挑戦させていただけているのはありがたい」とコメント。「主役から見れば悪者かもしれないけれど、別の土俵で見たらヒーロー。それがお客様に伝わるよう演じるのが難しい。どこかに冷静な自分を置きながらやりたい」と抱負を述べた。
ショーの見どころとして挙げたのは、黒燕尾の場面。「オーソドックスな黒燕尾を着て踊れるのが幸せ。毎日良い緊張感の中でできている。最後まで追求していきたいのでぜひ観てもらいたい」とアピールした。
新型コロナの影響で、今年も宝塚で公演中に誕生日を迎えることになったという煌羽。当日は仲間からたくさんのプレゼントをもらったそうで、「こんなに大人数に祝ってもらうのは、きっとこれが最後。あたたかい場所に居られたことを実感した」と、宝塚の一員としての思いをかみ締めた。
「今までの経験すべてが財産。つらいことを乗り越えようとしたから成長できた。応援してくれた人に恩返しするため、最後まで全力でやります」と語る煌羽が出演する雪組公演は、2月8日まで上演中。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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