『緊急事態』延長避けられず?「ポスト・GoToキャンペーン」の観光地のあり方とは 有馬温泉観光協会・金井啓修さん(「陶泉 御所坊」代表取締役) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『緊急事態』延長避けられず?「ポスト・GoToキャンペーン」の観光地のあり方とは 有馬温泉観光協会・金井啓修さん(「陶泉 御所坊」代表取締役)

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 有馬温泉は阪神・淡路大震災のあと日帰り入浴への流れを作った。では「ポストコロナ」はどうする?すぐそばに六甲山、自然と一体化した温泉街で「昼飲み」。神戸からも大阪からも日帰りができて、六甲山を歩いてひと風呂浴びて・・・
 そこで「大人のすなる、湯上がり一杯」というキャッチフレーズで『ひる飲み ありま』というパンフレットを作成。温泉街を流れる「有馬川親水広場」の改修・整備が2020年7月に完了、3密回避の風潮で、河原を活かしたイベントを企画して、昼飲みが楽しめる有馬温泉に。『ひる飲み ありま』のパンフレットには20あまりの飲食店を案内し、散策コースも紹介されている。
 金井さんは「災害25年説、神戸の人々は特別な思いがあります」と話す。老舗旅館の大火災、阪神・淡路大震災、そして新型コロナ。こうした災害はおよそ25年ごとに起きた。そして迎えた2021年、コロナ収束への道は遠いが、そのはるか先、「ポスト・コロナ」は「ポスト・GoToキャンペーン」の時代も視野に入れている。

「大人のすなる、湯上がり一杯」
「大人のすなる、湯上がり一杯」
有馬温泉”煙のない温泉地へ”フィリップ モリス ジャパンとのコラボレーション(2020年11月26日「いい風呂の日」)
有馬温泉”煙のない温泉地へ”フィリップ モリス ジャパンとのコラボレーション(2020年11月26日「いい風呂の日」)

◆金井啓修(かない・ひろのぶ) 1955年神戸市生まれ。1981年に株式会社「陶泉 御所坊」社長に就任。御所坊は1191年の創業とされ、金井氏は家系図が残る江戸期以降で15代目の主人。2016年有馬温泉観光協会会長に就任。観光庁の「観光カリスマ」にも選ばれた。  

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