東京五輪のボート競技に出場するドイツチームが合宿予定の兵庫県豊岡市で、「ドイツウイーク」が開催されている。
ドイツのホストタウンとなる全国10の自治体が連携して、1月25日(月)から31日(日)まで、一斉にドイツに関連したイベントを行うもの。
豊岡市では、期間中市役所にドイツ国旗が掲揚されるほか、市役所食堂でドイツ風料理が提供される。また、一部の小学校ではドイツ風料理が提供され、ドイツ語や文化についての出前授業も行われた。
28日、市立田鶴野小学校で行われた出前授業では、ドイツ出身の豊岡市国際交流員カロリナ・ポランスキさんが、ドイツの地理や気候、風習などについてのクイズを出題。「ドイツにも日本と同じように四季がある」「ドイツでも多くの人が家に入ると靴を脱ぐ」といった答えに、児童たちは意外そうな声を上げていた。
その後の質問タイムでは、「ドイツの人の主食は?」「人気のスポーツは?」「ステキな場所は?」など質問が相次ぎ、時間で打ち止めになるまで手が上がり続けていた。最後にドイツチームに「がんばれドイツ!」とドイツ語でメッセ―ジを送り、1時間の出前授業は終了。