◆「リスナーのみなさんと一緒に黒井城に登りました!」
(2020年7月9日・16日、11月12日・19日放送回)
戦国の終わりに旧多紀郡(丹波篠山市)側の八上城と旧氷上郡(丹波市)側の黒井城が、織田信長の命令で明智光秀が丹波に攻め込んできたときに抵抗しました。黒井城側の赤井直正は名将として『甲陽軍鑑』にも名前が記されています。ところが直正が病死し勢力が衰え、光秀によって八上・黒井の両方をおさえられてしまいました。そして光秀は自分の家老だった斎藤利三を城主にしました。黒井城の麓にある興禅寺というお寺のあたりが、館跡だとされています。そこで生まれた女の子「お福」が、のちに三代将軍・家光の乳母として大きな力をふるう春日局です。
この地は古代の終わり頃から奈良県の春日大社の荘園、春日部荘でした。黒井の盆地の南の山裾に、かなり古い春日神社がまつられています。
◆「田辺先生のお話に何度も出てきた、水分れ(公園)も感動しました」
(2020年11月26日放送回)
日本で一番海抜高度の低い太平洋側と日本海側の分水の尾根です。
※今回、話題に上った放送回を記しました。この他にも番組では丹波市にまつわるお話をたくさんご紹介しました。お世話になった皆さまに心から感謝申し上げます。ぜひ、ラジトピ一覧でも振り返ってみてくださいね。
『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2021年2⽉4⽇放送回音声