コロナ禍で変化する外食スタイル 姫路で「ひとり鍋」フェスティバル | ラジトピ ラジオ関西トピックス

コロナ禍で変化する外食スタイル 姫路で「ひとり鍋」フェスティバル

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 だんだんと春に近付いているものの、まだ余寒に身を縮ませる日々が続く。そんな時はアツアツの鍋が食べたくなる、という方も多いのではないだろうか。

 そのなかで、今、中播磨(姫路市・神河町・市川町・福崎町)をはじめとする兵庫県内産の農畜産物を味わえる「姫路鍋フェスティバル」が、姫路市で開催されている。

 参加店舗のテーマとなっているのは、地元産の食材を約半分以上使用すること。さらに、新型コロナウイルスの感染予防対策として、各店舗が提供しているのは「1人用」の鍋というのが特徴だ。大人数での会食など、外食における感染リスクを回避しながらも、地元の味を楽しむことができるだろう。

「坊勢カキと播磨鯛の粕汁鍋」
「坊勢カキと播磨鯛の粕汁鍋」

 参加店舗は全部で7店舗となり、それぞれがテーマに沿ったバラエティ豊かな鍋を用意している。例えば、キュエル姫路内の「天ぷら海鮮 神福」では「坊勢カキと播磨鯛の粕汁鍋御膳」を販売。家島諸島付近で取れたカキやタイのほか、姫路市内産の野菜が使用されている。ダシには、清酒・奥播磨で有名な下村酒造店の酒かすを使い、播磨の魅力がぎゅっと詰まった一品に。海鮮のうま味と野菜の甘さ、後味スッキリな酒かすの味わいを一度に食べられる。価格は鍋のみだと1,790円、刺身やとり天付きの鍋御前だと2,490円(いずれも税込)だ。

「坊勢カキと播磨鯛の粕汁鍋」は、柚子胡椒とあわせるとよい。
「坊勢カキと播磨鯛の粕汁鍋」は、柚子胡椒とあわせるとよい。
そのほか、刺身やとり天付きの鍋御前だと2,490円で提供。
そのほか、刺身やとり天付きの鍋御前だと2,490円で提供。

 そのほか、シメに自家製生パスタを提供する「pasta sorriso(パスタ ソリーゾ)」の「トマトの生パスタ鍋」(1,950円)や、「播磨旬菜 菊屋」の「自社農園野菜の牛すき」(2,500円)、「姫路まえどれ市場」の「ぼうぜ鯖御膳」(2,500円)など個性的なラインナップ。姫路名物である海の幸・里の幸・山の幸をふんだんに使用した鍋を食べて、この寒さを乗り越えてみるのはいかがだろうか。

 開催期間は2月28日まで。参加店舗の詳細は、兵庫県のホームページで確認することができる。


【「姫路鍋フェスティバル」=姫路の鍋祭『姫鍋』=】(兵庫県ホームページより)

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