――10位という結果で残留を決めましたが、シーズンを通してチームが成長したと感じる部分はありますか?
【中谷監督】リーグに入る前からオフシーズンの間、練習してきたなかでも成長をすごく感じたのですが、リーグを通してなかなか勝てない時期が続きました。それでも、みんなでもがき苦しみながら「どうやったらチームとして成長できるのか」ということを、一人ひとりが真摯に考えて取り組んでくれたところが、アスリートとして大きく成長した点だと思います。
――このシーズンは貞包里穂選手がキャプテンとしてチームを引っ張ってきてくれました。監督から見て貞包選手はどんなキャプテンですか?
【中谷監督】プレーなど「背中で引っ張る」タイプで、もともとしゃべるのがあまり得意じゃないですね。ただ周りのことを考えたり、チームのことを考えたりして行動できるので、やっぱり勝てない時期は人一倍悩んだでしょうし、いろいろ苦しんだと思います。そういうなかでも、チームのために献身的にキャプテンとしてやってくれたなと思っています。
――中谷監督は就任1年目でしたが、自身の変化は何かありましたか?
【中谷監督】自分のダメさ加減がよくわかりました。
――それはどんなところですか?
【中谷監督】選手に力を発揮させたり、スタッフ同士でもいろいろな意見を交わしたり、もっともっと皆の良さを引き出せたんじゃないかなと感じていました。いろいろ反省しながら、後半にかけてようやく自分としても、力の引き出し方というのがちょっとずつできるようになってきたかなと思いますが、本当に自分が未熟だなということを痛感させられました。
――でも昨シーズンよりは順位は確実に上がっていますし、結果としてしっかり出たんじゃないかなと思います。
ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』では選手に向けた応援メッセージを大募集! 皆さんからの熱いメッセージを『ヴィックエール』と名付け、番組内で紹介している。ヴィクトリーナ姫路を一緒に盛り上げるため、はがき、または、メールで番組までぜひ送ってほしい。
【はがき】〒650-8580 ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』係
【メール】117vic@jocr.jp
【Twitter】『#ヴィックエール』(ハッシュタグ ヴィックエール)をつけて投稿