「日ごろからコツコツ」が大事 空海が残した言葉の意味を知る ラピス和尚の辻説法

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

この記事の動画を見る

 毎週日曜午前8時からのラジオ番組『ラピスモーニング』(ラジオ関西)で、神戸大倉山・楠寺瑠璃光苑の住職、「ラピス和尚」さんの楽しい仏教うんちくを届けています。日頃なにげなく使っている言葉が、思いもよらない“ふか~い”意味を持っているもの。そんな感動をラジトピで連載していきます。3月7日放送回の辻説法は、とあるお寺の掲示板にあった、空海の言葉を取り上げました。

 みなさん、お寺の前にさりげない言葉が飾られているのを見たことがあると思います。お寺の掲示板(伝導掲示板)は、ふと目をやると「なるほど」と心が導かれるような言葉の宝庫です。

 今回は、とあるお寺の前にありました「春に種をまかなければ、秋の収穫は得られない」(春の種を下さずんば 秋の実如何が獲ん)という言葉を、和尚に聞いてみました。

 これは空海の言葉。何か行動を起こしたり、努力をしなくては、良い結果は得られないという表現。

 世界中で毎日起こっている事柄にはかならず原因があり、原因から結果が生まれ、その結果が原因となり、新たな結果を生む繰り返し。ものごとに必ずあるのは、原因と結果。

 どんなことにも相互作用や相関関係があり、どんなものにも永久不変のものではなく、絶えず変化の繰り返し。

 種をまかなければ実も実ることはなく、収穫もなし。働かなければ利益も得られない。多かれ少なかれ何も得られず、何もしなければ何も得られない。

 自分の思ったものとは違ったとしても、コツコツと種をまき続けていくことの大切さを諭してくれているのが、この言葉だということです。

ラピス和尚

※街で見かける伝導掲示板やあなたの知りたい仏事へのご質問もお待ちしています。
ラジオ関西『ラピスモーニング』(lps@jocr.jp)まで。

【ラジオ関西『ラピスモーニング』公式サイト】

ラピスモーニング | ラジオ関西 | 2021/03/07/日 08:00-08:20

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事