そんな西尾さんが属したグループのテーマは、「社会問題を解決させるビジネス」。最初はイメージしづらかったというが、「だからこそ、ビジネスで解決させようとしている人たちが集まっているのをみて、私もビジネスで環境問題にアプローチすることを、この機会にこの人たちと一緒に探っていきたいと思った」。今回は、地球温暖化に対処する方法の一つとして注目されているバイオマス発電から、そこで電気を発生する時にできる消化液に着目。そのビジネスについて話し合ったという。
「自分の地域を将来的にくらしやすいところにしていきたい」との思いを持つ西尾さん。「今回のこのプロジェクトで、7つのグループに分かれて話し合ったが、1つの問題に対していろんなアプローチの仕方があるんだなということを学んだのが、1つの大きな成果だった。そこから学んだことを活かして、これからも模索していきたい」と、このプロジェクトから得たものは大きかったようだ。
※ラジオ関西『正木明の地球にいいこと』より