サッカー・J1のヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西、パーソナリティー:宮川陽香)の3月22日の放送では、日本代表に選出された古橋亨梧選手、前川黛也選手についてかつてヴィッセル神戸で活躍したOBに話を聞いた。
2007年から6シーズン、クリムゾンレッドのユニフォームでプレーし、現在はタレントとして活躍する近藤岳登さんは、代表に定着してきた古橋選手に対しては「もう(日本代表に)入って当たり前になってきた」と絶賛。そのうえで、日本代表では「自分らしく自分勝手なプレーを。突き抜けてわがままでいい」と提案する。ヴィッセルではスピードがあるとともに器用な面もあり、前線だけでなく中盤もこなすが、日本代表は招集される1回1回がアピールの場。昨シーズンも2桁得点、そして今シーズンもチームのトップスコアの3得点を決めている決定力を、FWとして日本代表でも発揮してほしいと願う。
また初招集となった前川選手について、近藤さんは「(プレーのみならず)彼のキャラクターもとても大事」とムードメーカーぶりを称える。あわせて「日本代表の肩書はセカンドキャリアでは大きい。(ムードメーカーの)彼は引退後も引っ張りだこになるのでは?」とセカンドキャリアまで言及。最後には近藤さん自身が「俺にもこの肩書があれば……」と残念がる一幕も。
ヴィッセルとして2選手を送り出すことになった今回の日本代表戦。25日に行われる韓国代表戦は、フレンドリーマッチとはいえ、負けられない一戦といえよう。古橋選手、前川選手の雄姿を、ぜひ日韓戦のピッチで見たいものだ。
なお、サッカー日本代表は25日に韓国代表と日産スタジアム(神奈川県横浜市)で国際親善試合を行った後、30日にはW杯&アジア杯予選でモンゴル代表戦(千葉県千葉市、フクダ電子アリーナ)に臨む。