Juju「F4 US」参戦見送り シーズン開幕日に苦渋の決断 フリー走行でトップタイムも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

Juju「F4 US」参戦見送り シーズン開幕日に苦渋の決断 フリー走行でトップタイムも

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 2021年3月26日にシーズン開幕を迎えた女子中学生レーサー、Juju(ジュジュ)こと野田樹潤さん(15)が、突然、「F4 UNITED STATES CHAMPIONSHIP」(F4 US)への「参戦見送り」を発表した。理由について、NODAレーシング事務局は「諸事情による多岐にわたる問題により、これ以上続けることは、問題解決へ向けても改善されず、慢性的にドライバーへの負担は増える一方であると判断しました」と説明している。

2021年のJujuの戦いの舞台となるはずだった「F4 US」(写真提供:NODAレーシング)
2021年のJujuの戦いの舞台となるはずだった「F4 US」(写真提供:NODAレーシング)

「F4 US」はこの日、プラクティス(フリー走行)と予選が行われた。Jujuはプラクティスにおいてトップタイムを記録。28台のうち1分27秒台はJujuだけ。昨年のチャンピオンチームを寄せ付けない走りで、タイムはその後の予選においても破られることはなかった。

ニューマシンに乗り込み、野田監督と会話を交わすJuju(写真提供:NODAレーシング)
ニューマシンに乗り込み、野田監督と会話を交わすJuju(写真提供:NODAレーシング)

「期待と自信は大きくなる一方だったので、Jujuの悔しさは計り知れないものがあります」と事務局。「応援してくださったスポンサー各位、ファンの皆様へは、ご期待に沿うことができない報告となってしまいましたことにお詫び申し上げます」と話している。

フリー走行で出したトップタイムは、予選でも破られることはなかった(写真提供:NODAレーシング)
フリー走行で出したトップタイムは、予選でも破られることはなかった(写真提供:NODAレーシング)

 今後については「どのような方向が本人にとって良いのか、慎重に判断し、進めていく所存です。引き続きJujuを励まし、応援いただけますようお願い申し上げます」と話している。

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