買い物に訪れた神戸市須磨区の40代の女性は「たまに車を運転すると、お年寄りや小さい子供が飛び出してくることがあり、ヒヤッとします。 去年は外出を極力控えていたから、自宅近くでも車が走っている気配がなくなったような気がします。だだ最近はコロナに慣れてしまい、近場で車で行くならいいかな、という気の緩みや油断もありますね。少し気持ちを引き締めようと思います」と話した。
垂水警察署の井上弘也・地域交通官は「コロナ禍での交通安全運動、市民の皆さんに理解していただくためにさまざまな工夫をしています。 垂水区の事故の特徴は、大きな事故のみならず、比較的小さな接触事故でも高齢者が関係するケースが多いことです。 ドライバーの皆さんは高齢者を守る安全運転を、そして高齢者の方々は青信号であることをしっかり確認のうえ横断歩道を渡っていただきたい」と呼び掛けた。春の全国交通安全運動は4月15日までの10日間。